頑丈なガラスはどれがおすすめ?

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窓ガラスはちょっとした衝撃で割れてしまうことがよくあります。どんなに気をつけていても人間のするコトに「絶対」はありませんから、それ自体は仕方のないことなのかもしれません。
ただ窓ガラスが割れたというだけであればそれは事故であり、新しい窓ガラスを入れなおして修理すれば済む問題かもしれませんが、誰かが怪我をしたとか何かしらの大きな被害が発生してしまったとなると、これはもはやただの事故では済まされなくなることでしょう。そう考えるといつかは割れてしまう窓ガラスについても、より頑丈なものにしておいて損はないというコトになります。

頑丈なガラスとして、もっとも名が知られているのは、強化ガラスと呼ばれるものでしょうか。
強化ガラスはガラスの表面に特殊な圧力加工を施した製品です。表面が通常のガラスよりも高い強度を持つため、衝撃に対して、強い抵抗力を持っています。その強度は通常のガラスの3倍から5倍ほどにもなり、具体的には野球のバットで思いっきり叩いても、簡単には破砕しないというレベルです。

しかし強化ガラスにも、別の意味での脆さがあります。そもそも強化ガラスの強度の要となるガラス表面の圧縮応力は、その強化ガラスの内部に相反する応力を必要とします。この応力同士の均衡によって、ガラスに強度を持たせているのですが、もしも強化ガラスの強度を超えるような力がかかった場合、ダムが決壊するがごとく、一瞬にしてガラス全体が崩れ落ちてしまうのです。
ガラス全体が粉々になって、破片も粒状になるという特性は、安全面こらみると素晴らしいことですが、防犯性能は低くなります。

網入りガラスは強度は一般的なガラスと同等かそれ以下ですが、火災時の延焼拡大に対する抵抗力があります。また、防犯ガラスは二枚のガラスの間に特殊なフィルムを挟み込むことで、貫通に対する強い防御力を持っています。
一概に頑丈と言っても、その定義はさまざまなのです。
参考記事:台風から窓ガラスを守れ!ガラスが割れる前にやるべき3つのコト